コラム

バスの安全性は日々高められています。

2019.4.19
  • コラム

貸切バスをチャーターしたい幹事さんにとって、

予算以外にも気になるのがバスの安全性です。

 

近年、運転中の事故やトラブルが多発しています。

中には飲酒運転やあおり運転などの

危険運転による事故も頻発しており、

不安や心配事の多いご時世でもあります。

 

この記事では、多くのバス会社が行っている

安全性に関する取り組みについてご紹介します。

 

安心してバスが利用できるよう

この記事を読んで参考にしていただければと思います。

 

バスの利用者がバス会社を選ぶ際に、

その会社が安全対策にきちんと取り組んでいるかどうかを

「見える化」した制度が、

以前にも紹介した「貸切バス事業者安全性評価認定制度」です。

 

この制度は平成23年(2011年)からスタートしたもので、

利用者が安心してバスを利用できるように定められたものです。

 

様々な条件をクリアし、優良であると評価されたバス会社は

まず「星1つ」が与えられます。

それから2年毎の更新が行われていき、

より厳正なレベルでの安全性が認められることで

2つ星、3つ星へとランクアップされていきます。

 

星を獲得したバス会社は

国土交通省と日本バス協会のホームページで公表されます。

 

飲食店の評価として有名な

『ミシュランガイド』のバス版と

イメージしていただけるとわかりやすいと思います。

 

バス会社を選ぶ条件の1つとしても

最近少しずつ認知されるようになってきています。

 

もちろん、星3つだからといって完璧ではなく、

星がない会社も安全対策については

意欲的に取り組んでいます。

 

星がなくても美味しい飲食店があるのと同じです。

 

あくまで指標の1つとして

捉えていただければと思います。

 

2014年からは新造された貸切バスや高速バス等については

衝突の危険がある際に停止や減速をする

「衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)」

の導入が順次義務化されました。

 

自動ブレーキが搭載されていない古いバスでも

運転状況を録画するドライブレコーダーや

運転速度や走行距離などを記録するデジタルタコグラフ、

危険運転を察知できるモービルアイなどの

安全支援システムが続々と導入されています。

 

(ドライブレコーダーは2017年に

貸切バス全車の装着が順次義務化されました。)

 

飲食店やホテルのように

バスも、利用者に選んでもらえるしくみが

普及してきています。

 

当社では、大手のみならず中小規模でも

真面目に安全対策に取り組んでいるバス会社の情報を

積極的に公開していきます。

 

また、お客様の生の声を真摯に受け止め

安全性やサービス向上に努めております。

 

今後貸切バスの利用を検討される際は、

ぜひ安全性への取り組みも参考にして

選んでいただければと思います。

 

バス会社に関する詳しい情報を知りたい方は

サイト下部のお問い合わせフォームからご連絡ください。