コラム
海外観光客の増加により、交通機関のバリアフリー化が急速に進んでいます。貸切バス業界もこの流れに遅れるわけにはいきません。小さいタイプのマイクロバスは後方のスロープから、大きいタイプの大型バスは中腹にある電動リフトでそれぞれ車イスを乗降させます。東京などではリフト付きバス導入に際して補助金の助成があるそうです。
それでも、貸切バス事業者にとってリフト付き車両は導入するのに費用的に大きな負担になります。ある程度のニーズがあればどこの会社ももっと積極的になるのでしょうが、まだまだ利用自体が多くはありません。そのため、必然的にバス代が高くなってしまいます。高いと利用しにくいという悪循環。今後の課題です。
栃木県にもリフト付き車両を所有しているバス会社は数社ございます。その中でも宇都宮市にございますサンクレール株式会社様は何度かお世話になっています。利用客からの評判も上々です。一般の方以外に
も小学校の遠足などでご利用もございます。こちらのバスはAEDも備わっていますので安心です。
車イスを使用されている方がもっと気軽に旅行に出かけられる世の中になればいいですね。
以下画像はサンクレール様HPより