コラム
バスガイドさんがやらなければならない仕事はたくさんございます。その内容にについて見ていきましょう。これを読んで、バスガイドを付けるか付けないか参考にしてみてください。
まずは「観光案内」。これがなんと言ってもメインです。これから向かう観光地の歴史や見どころ、さらにはおすすめのお土産なども案内します。また、到着するまでに通過する場所の案内も必要です。それには事前にルートを確認して下調べも必要になってきます。バスガイドさんは皆さん勉強熱心です。
社員旅行などで特に重要なのが車内の盛り上げ役と旅行の幹事様のサポート役です。募集型バスツアーなどと違って、多くの場合はバスの中で懇親会(宴会)が始まります。その時、お客様との会話のキャッチボールやカラオケ・ビンゴなどのレクリエーションなどのサポート、前方にある飲み物を届けたりもします。
その他、車内で重要なのはスケジュール管理でしょうか。予定到着時間を随時案内することによって、トイレやたばこを心配する方に配慮します。急なトイレの要望に対してもドライバーと相談して最善策を模索し対応します。
観光地や食事場所に着いたらば、今度は旗を持って誘導です。場合によっては支払いなどの業務も必要になります。
仕事が終わってバス会社の車庫に戻ったらすぐにバス車内の掃除が待っています。
ゴミの片付け、床磨き、座席を定位置に戻し、車内側の窓ふき等々。大型バスで1時間ほど要します。結構な重労働です。
そう考えますとバスガイドの業務中は休む暇が少ないですね。それではどんな方(性格)が向いているのでしょうか?これは個人的な意見です。
まずは接客が好き、人と話すのが好きな人。なんだかんだ言ってもこれが一番でしょうか。それから好奇心旺盛な人。その地域特産の食事やおすすめお土産、歴史、出身の芸能人などなんでも積極的に情報を自分から収集して、お客様に案内できる人は一緒にいて楽しいですよね。それから思いやりや気配りのある人。お客様の顔見ていろいろ感じ取れる人ですね。いわゆるKYの方はNGです。あとは激務だから体力がある人でしょうか。
今はバスガイド付きの仕事の需要が減っています。学校などでもバスガイド無しで依頼される場合も多くなりました。費用の面が一番大きな原因だと思います。1日当たり15,000円~20,000円はアップいたします。泊りの場合にはプラス乗務員宿泊費もかかってきます。しかし楽しい思い出作りにはバスガイドさんの力も欠かせません。機会があり、予算的に問題なければぜひ頼んでみてはいかがでしょうか?
その際はぜひ栃木バス手配センターへ