コラム

新型コロナウイルス対策に取り組むバス会社

2020.4.27
  • コラム

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっております。緊急事態宣言発令を受け、旅行会社やバス会社は繁忙期であるはずの春の桜見シーズンにも関わらず、すべてのバスツアーを催行中止に。感染拡大防止の観点から必要な措置です。

 

バスの車内は密室にあたるために、どれだけバス会社が除菌対応しても、乗車する利用者がマスク着用をしても、手洗いうがいを徹底しても感染のリスクが全くなくなることはございません。

 

東日本大震災の際でも4月のバス稼働がゼロにはなりませんでしたが、今回の新型コロナウイルスの影響でほとんどのバス会社が4月のバス稼働ゼロという、今まで経験したことのない荒波に見舞われています。この状況がいつまで続くのかわからない強い不安の中で、会社の運営を強いられています。

 

しかしだからと言って手をこまねいてばかりはいられません。こんな時だからできることを探し、模索し頑張っている会社もございます。栃木市にございます富士観光バス(神山一也社長)さんでは除菌対応バス導入ということで、数多くのメディアで取り上げられております。バスの車内に除菌効果があるという「次亜塩素酸水」の噴射装置を順次導入。これで利用者が少しでも安心して貸切バスを利用いただけるきっかけになってもらえれば、という神山社長の熱い思いに強く共感いたします。

 

負けてはいけません!今が踏ん張り時です。この危機を乗り越えられればもう何も怖くありません。改めて観光業にかかわるすべての方々と共に頑張っていく所存です。