コラム
昔からバスの寿命は「20年、200万キロ」目安と聞かされていました。距離に関しては普通車の20倍も長く走ります。
しかし昨今、安全性重視や排出ガス規制によって古い年式のバスが使用できなくなったり、環境に優しい新型車両への買い替えなどがここ数年で急速に進みました。実際にはまだまだ使えるバスです。
ひと昔前でしたらばそのようなバスは、例えば北海道など都心から離れた地方都市でよく見かけましたが、現在では全国一律どの都市でも多くが新型車両で運行されています。
それでは廃車した日本のバスの行方はどうなるのでしょうか?旧型・旧式のバスはフィリピンやミャンマーなどの東南アジア圏に輸出され、第二の人生を歩むことが非常に多いと聞きます。日本産中古バスは、海外では性能が高く壊れにくい車として重宝され現地では非常に人気なようです。
最終的なバスの生涯走行距離は地球を25周すると言われるそうです。それにしてもよく働きます。